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赤坂エクセルホテル東急、最後のビュッフェは鹿児島食材で

ビュッフェのローストビーフをアピールする森田正人料理長

ビュッフェのローストビーフをアピールする森田正人料理長

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 「グルマンドブッフェ 静岡vs.鹿児島」の鹿児島編が12月1日、赤坂エクセルホテル東急(千代田区永田町2)内のレストラン「赤坂スクエアダイニング」(TEL 03-3580-2331)で始まった。

「日高水産のさつまあげ」(手前から)「とうふ入りさつまあげ」「ヨモギ天」

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 1969(昭和44)年9月に「赤坂東急ホテル」として開業し、2023年8月31日で営業を終了する同ホテル。今回のビュッフェは、「海と山の豊かな自然に恵まれている静岡県と鹿児島県の味わいを食べ比べてほしい」という思いから、各県のメニューを2カ月ずつ提供する企画としてスタート。同日から、鹿児島県の食材を使ったメニューを提供している。同ホテル広報担当者の芹沢央子さんは「今回の鹿児島編が最後のビュッフェとなる。料理長の森田が現地視察で聞いた作り手の情熱を、お客さまに届けたいとの思いを込めた料理を並べたので、多くのメニューを食べてほしい」と話す。

 ラインアップは、ランチ=約35種類、ディナー=約40種類。ご当地メニューは「日高水産のさつまあげ」「麦味噌(みそ)のさつま汁」「小浜水産カンパチのお造り」などを並べる。鹿児島の黒メニューには、「鹿児島黒牛のロースト ドラゴンフルーツ入りレフォール」や「黒豚軟骨のとろとろ煮」「黒さつま鶏 手羽元のソテー」などをそろえる。「西郷(せご)どん鰻(うなぎ)の冷製茶碗(わん)蒸し」「きびなごフィリチュール」なども用意する。「3色サツマイモのテリーヌ」はディナー限定で提供する。12月20日~25日のディナーは、一部のメニューを変更したクリスマスバージョンになる。

 同県で作られた酒や、黒糖を用いた同店オリジナルドリンクも提供。「黒いダイヤのしょうがほうじ茶」は、朝日酒造の純黒糖「陽出る國(ひいずるしま)」にショウガや黒蜜、甘酒を加えて仕上げる。「爽やかな柚子(ユズ)香るジンフィズ」(以上1,000円)は、小正醸造のユズ酒を使ったロングカクテル。薩摩酒造の芋焼酎「MUGEN白波」「さつま白波新酒」(以上1,200円)なども用意する。

 芹沢さんは「今年10月に鹿児島県で開催された品評会で日本一になった『鹿児島黒牛』を使ったローストビーフは、特にお薦めのメニュー。ライブキッチンで提供するので存分に味わっていただきたい」と来店を呼びかける。

 ランチの提供時間は11時30分~15時。1時間30分制。大人=4,300円、グランエイジ(60歳以上)=3,800円、小学生=2,500、幼児(4~6歳)=1,500円。ディナーの提供時間は17時~22時。2時間制。大人=7,000円、グランエイジ=6,500円、小学生=3,000円、幼児=2,000円。要予約。来年1月31日(12月30日~1月2日除く)まで。

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