桂文珍さん、国立劇場で10日連続独演会-ゲストに東西落語家

「100歳まで落語家をやりたい」と意気込みを語る桂文珍さん。

「100歳まで落語家をやりたい」と意気込みを語る桂文珍さん。

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 国立劇場(千代田区隼町)で6月10日、落語家の桂文珍さんが「桂文珍 国立劇場10日連続独演会」の開催発表会見を行った。

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 文珍さんは現在、1年かけて47都道府県を巡る全国独演会ツアーの真っ最中。67カ所74公演で10万人の動員を予定している。このツアーのファイナル公演として、来年4月6日~15日に国立劇場で10日連続公演を行うことを発表した。

 1回ごとの公演は、前座→桂さん→日替わりゲスト→桂さんの順に高座に上がる。「わたしが今お金を払って聞くなら、この人が聞きたいという落語家をゲストに呼んだ。大御所は桂春團治師匠をはじめ、立川志の輔に春風亭小朝。兄弟子の桂三枝、人気者の笑福亭鶴瓶。人間国宝の父を持つ桂米團治、東京の人が聞きたいであろう柳家花緑、立川談春、林家正蔵、春風亭昇太と本当に豪華な方々がゲスト出演する」と文珍さん。「今年で還暦を迎え、落語家としてのキャリアも40年になった。今のわたしの落語は完熟落語。今じゃないと腐ってしまうので、皆さんお見逃しなきよう」とアピールも。

 昨年4月に大阪・なんばグランド花月で同じく10夜連続公演を行った際は、チケットが発売30分で完売。東京公演のチケットの一般発売は、来年1月を予定している。

 会場は国立劇場・大劇場。開演は15時。料金はS席=5,000円、A席=4,000円。

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