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赤坂の「長野ベーカリー」が69年の歴史に幕 今年12月に新宿区早稲田で再出発

69年の歴史に幕を下ろした同店

69年の歴史に幕を下ろした同店

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 赤坂の「長野ベーカリー」(港区赤坂2、TEL 03-3583-4216)が9月29日、閉店した。

移転を知らせる貼り紙

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 1948(昭和23)年にオープンした同店。戦後、創業者の長野重治さんが調理パンをメインに揃えるベーカリーとして開店した。その後、2代目の長野悦子さんが後を継ぎ、2002年にはパンを焼く窯には富士山の溶岩窯を導入するなど、リニューアルも行ってきた。

 29日の最終営業日は朝の時点で完売。SNSのツイッター上では、「最後にコロッケパン食べたかったな…」「よく買いに行ってたなあ。寂しい」「ショックすぎる」(原文ママ)など惜しむ声が多数見られた。

 同店は今後、「イトウベーカリー」として新たに新宿区早稲田に店を構え、今年12月に再出発することが決まっている。情報は「イトウベーカリー東京」のツイッターアカウントで発信していくという。

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