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上智大学でベジタリアンメニュー提供 留学生からの要望で実現

「ベジタリアンメニューが食べられる場所が増えてうれしい」と喜ぶゴーグナー・キャラさんら留学生のみなさん

「ベジタリアンメニューが食べられる場所が増えてうれしい」と喜ぶゴーグナー・キャラさんら留学生のみなさん

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 上智大学(千代田区紀尾井町7)が現在、四谷キャンパス内でベジタリアンメニューを提供している。

2号館食堂で提供するメニュー

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 4月現在、77カ国から約1,500名の留学生が在籍する同大学。キャンパス内にはさまざまな文化や国籍を持つ学生や研究者、教員がおり、宗教上の理由などから、日本の料理が口にできない人もいる。2015年にはハラルフード専門の食堂を設置したが、ベジタリアンメニューを増やしてほしいという声も多く、その要望に応える形で提供を開始した。

 今回ベリタリアンメニューの提供をはじめたのは、2号館学生食堂と11号館ラウンジ。ハラルフード専門の食堂「東京ハラル デリ&カフェ」と2号館「サブウェイ」を加えると、学内では4カ所でベジタリアンメニューを提供している。

 2号館学生食堂では、動物肉や魚介類を使わずに、大豆などから作ったという「豆と野菜のトマト煮込みカレー」(450円)や「唐揚げ弁当」、「麻婆豆腐弁当」(以上、480円)などを用意。11号館ラウンジでは、「豆腐ステーキジンジャー惣ソース」や「醤油ラーメン」、「厚揚げホイコーロー」(以上、500円)などを提供する。

 「外食だとどうしても高くついてしまい、弁当を作れない時はご飯は食べない日もあった。こういったベジタリアンメニューが食べられる場ができたことはとてもうれしい」と国際教養学部3年のゴーグナー・キャラさん。「価格帯も350円~500円と利用しやすいので、頻繁に通いたい」とも。

 営業時間は、平日=11時~19時。土曜=11時~15時。

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