横丁プロジェクト「赤坂小路」明日開業-個性的な飲食店8店が集積

フード・バリューが展開する赤坂の横丁プロジェクト「赤坂小路」の外観。

フード・バリューが展開する赤坂の横丁プロジェクト「赤坂小路」の外観。

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 トマト料理専門店「セレブ・デ・トマト」などの飲食店事業を展開するフード・バリュー(渋谷区)が展開する横丁プロジェクト「~Song bar street~赤坂小路」(港区赤坂2、TEL 03‐5114‐5500)が4月10日、オープンする。

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 同プロジェクトのコンセプトは「歌って飲める大人のための『唄酒Bar(場)』」。高級カラオケ店「Voice」として同社が展開していた店舗を、個性的な飲食店8店舗が並ぶ複合飲食施設としてリニューアル。カラオケの設備を残すことで、施設内の各店舗でカラオケも楽しめる新しい飲食アミューズメント施設にする。

 飲食商業施設の企画プロデュースや空間デザイナーとして話題の、スタジオナガレ(渋谷区)の横井貴広さんがコンセプトデザイナー及び全体の指揮を取り、恵比寿横丁を手掛けたプロデューサーの浜倉好宣さんが運営アドバイス、フードスタジアム(渋谷区)の佐藤こうぞう編集長がプロモーションディレクターを担当。3人がタッグを組み、テナントごとに異なるユニークなテーマを設け、店舗を展開する。

 施設全体の面積は約83坪。各テナントの店舗面積は約3~7坪で7店舗のテナントとフード・バリュー直営店の計8店舗が並ぶ。

 施設の入り口に構えるのはフード・バリュー直営店の「角打ちスタイル」の「市川酒店」。昭和の立ち飲み風景を再現した店舗で、施設のアナウンスや案内役としての役割も務める。テナントはみそ汁バー「1CHIDO°」オーナーが出店する京風スナック「キク」、泡盛&沖縄料理を提供する泡盛バー「やさぐれ琉球パンダ」、ミラーボールが輝き、ディスコミュージックが流れる80年代バブル期を思わせるハチハニーバー「BELAMI」など個性的なテナントが並ぶ。そのほか同施設のプロデュースを行うスタジオナガレが運営するイギリス風の路地裏パブ「UBU」や、運営アドバイスを行う浜倉さんが手掛ける浜焼き屋台「絡○(からまる)」も出店する。飲食店に関するフリーペーパー「スマイラー」と連携し、日替わりで豪華ゲストがバーテンを務める「Smiler’s Bar」や新宿2丁目で人気を集めるボーイズバー「KNIGHT CLUB」も並ぶ。各店舗の客単価は2,500円~3,000円を想定する。

「30代から50代にとって、この地に特別な思い入れのある人も多い『大人の街』赤坂。カラオケボックスを卒業した大人の方に、新しい遊び場を提供する」と同社。

 営業時間は18時~翌5時(各店舗で異なる)。日曜・祝日定休。

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