「サブウェイ」日本1号店がリニューアル-省エネ照明でエコ・モデル店に

照明の配置などを見なおし、省エネ効果を達成する省エネ照明デザインのモデル店舗としてリニューアルしたサブウェイ赤坂見附店が店内。

照明の配置などを見なおし、省エネ効果を達成する省エネ照明デザインのモデル店舗としてリニューアルしたサブウェイ赤坂見附店が店内。

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 日本サブウェイ(港区赤坂3)は3月12日、サブウェイ日本1号店である「サブウェイ赤坂見附店」(港区赤坂3、TEL 03-3585-9195)をリニューアルオープンした。

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 環境対策に力を入れる同社は、照明器具の配置や光源の選び方を見直した店舗デザインを考案した。同デザインで、省エネ効果達成を目的とした環境省が推進する「省エネ照明デザイン事業」に応募。今年3月3日に「省エネ照明デザイン事業」の認定を受け、1号店である赤坂見附店を認定デザインに改装しモデル店舗としてリニューアルオープンした。

 デザインコンセプトは「LED照明を演出的に用いた、温かさと快適性のある空間」。これまでのダウンライトで天井から店内を照らす照明を見直し、間接照明にすることで柔らかい明るさを演出するとともに明るさを確保。客席の足元や天井からつるされたランプ、メニューボードを照らす照明にはLEDを採用した。

 店内だけでなく店外の照明も改装。テラス席の照明にはこれまでダウンライトを使用していたが、テラス席のてすりの中にLEDを埋め込み、客席を照らすように設計。店外の看板もLEDで発光するようにデザインした。店舗全体の照明を見直すことで、照明器具の電力消費量を約60%、年間CO2排出量を約5トン削減できる見込み。

 そのほか、「温かさお快適性のある空間」というコンセプトに合わせ、店内インテリアも変更した。木製のランプシェードを採用し、壁紙も暖色系の壁紙にすることで「温かみ」を演出する。

 1号店である赤坂見附店をモデル店舗としてリニューアルすることで、フランチャイズ店舗などからの注目を集め、他の店舗でも省エネ照明デザインの導入を推進していく方針。投資に見合う回収が見込めることから、新規店舗やリニューアルでは同デザインを採用していくという。

「現在、全国に169店舗を展開しており、2011年までに400店の展開を目指している。同デザインの店舗を増やしていくとともに、今後もISO14001の取得などの環境に配慮した取り組みを行っていく」と同社広報担当者。

 店舗面積は約27坪。客席数は38席。営業時間は、平日=7時~22時30分、土曜・日曜・祝日=8時~21時。

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