赤坂の「videlico.us lab」（港区赤坂6）で5月5日、「メロンパンフェスティバル2015」が開催される。

メロンパンフェスティバルで販売するフィオレンティーナ ペストリー ブティック（港区）の「ゆずメロンパン」

　全国各地から集めたメロンパンを食べ比べする同イベント。運営委員会代表である専修大学4年生の平井萌（めぐみ）さんは、自身が好きな「メロンパン」で、紛争をはじめさまざまな課題を抱えるコンゴ民主共和国に貢献できないかと考え、昨年イベントを企画。前回は約300人が来場し、650個のメロンパンが完売し、現地で同国の医療普及をする日本人の石田勝子さんへ収益から経費を除いた12万8,232円を寄付した。

　今年は、青森のカレーメロンパンや、西日本の一部地域でしか販売されていない白餡（あん）入りのメロンパン、熊本のピーナッツメロンパンなど、24店舗30種のメロンパンを販売するほか、メロンパン小物作りのワークショップや、メロンパンラスク作り体験、パンの本場であるフランスなどからの訪日外国人によるトークセッション「世界のメロンパン会議」なども行う。

　「社会のあらゆる問題に目を向けて解決しようとすることは難しいが、単純にメロンパンのイベントとしてたくさんの方に参加いただくことで、コンゴの問題解決に近づくことができれば」と平井さん。

　開催時間は、12時～17時。入場は無料。優先入場できる前売券は1,000円（好きなメロンパン3個付き）。売り切れ次第終了。