赤坂に1月13日、「ムーミン・インターナショナル・キンダーガーデン」（港区赤坂2、TEL 080-3084-6164）がオープンした。

プレイルームで遊ぶ施設に通う子ども

　人気キャラクター・ムーミンのライセンス・エージェンシーと契約を結ぶ同施設は、日本で初めてとなるフィンランドの教育システムを取り入れたという幼児向け教育施設。

屋内にはムーミンがデザインされた家具や遊具、食器などが並ぶ。3階建ての同施設は、1階に遊具を置くプレイルーム、2階にキッチンを備えた多目的スペースと和室の図書室、3階にビジネス向けスペースを備える。

　フィンランドの教育システムは、先生が親と面談を行った上で、約1～2カ月の期間を設けて子どもの様子を観察した後、子ども一人一人に合わせたカリキュラムを作成するというもの。

　オーナーを務めるのは、5年以上日本在住経験があるバーバラさん。「もともとムーミンが大好きで、一人息子が3歳になる時にこの施設をつくりたかった」と開園の経緯を話す。「子どもの長所を伸ばすだけでなく、短所を長所に変えることができる」とも。

　同施設では、日本語のほか、英語、スペイン語、フィンランド語、スウェーデン語などを学べるコースを用意。「学習へのプレッシャーはまったくないので、学ぶこと楽しさを知ってほしい」とバーバラさん。

　1歳半～6歳の児童を受け入れる。