さまざまなSNSやブログを展開するコミュニティファクトリー（港区赤坂9）は5月から、大学生向けSNSサイト「LinNo（リンノ）」を正式オープンした。同サイトは昨年12月よりテストプロモーションを行っていたが、今回の展開に先立ちリンノを事業として法人化し「株式会社リンノ」を設立、日本全国の大学での展開を目指す。

　リンノは米国発の大学生向けSNSサイト「Facebook」の機能を参考に、日本の大学生向けに特化したサービスを展開。「Facebook」は、当初ハーバード大学の学生が交流を図るために作られたコミュニティーサイトだが、現在、全米の学生に開放され5,000万人以上の会員数を擁する世界第2位のSNSになっている。

　機能は、日本の大学生生活に根付いたものを提供。独自にカレンダーや掲示板のなどを含んだ「サークル機能」、授業ごとの評価や自分だけの時間割りを作ることのできる「授業機能」、大学生同士で作成した資料などを共有することができる「ファイル共有機能」などの機能を展開。

　現役大学生を執行役員に招くことで、「大学生目線」の機能やサービスの展開を行う。現在は東京都内にある10大学の大学生向けにサービスを展開。今年度中に全国50大学で展開する方針。

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